2010/07/17 土曜日 

豊泉工房

京都に来ましたので、ホームページをお手伝いさせて頂いている豊泉工房を見学させて頂きました。

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いつもは2Fの作業部屋で制作されているとのことですが、今日は、取材ということで、特別に1Fの応接間をお借りしました。エアコンの冷房で快適ですが、いつもは、冷暖房無しだそうです。風が邪魔だそうです、なるほど。

今回、制作風景を見せて頂いたのは、屏風でした。すでに表装されています。一般的には、制作後に表装するもののようです。6月に表装し、梅雨を過ごすそうです。湿気で張りが変わるかもしれませんからね。

台紙?は、和紙を3枚ほど、裏打ちしたもののようです。日本画というか、掛け軸みたいなものでしょうかね。

下絵無しで、墨で桜の絵を書かれています。重ね書きにより、色の濃淡を出すそうです。桜がお得意のようです。

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筆は3本を使い分けていらっしゃるようです。書いたら、その場で乾かします。普段は、一気に書き上げるそうです。やっぱり、日を明けると、作品の感性が変わっちゃうんでしょうね。

本職は、着物の絵描きさんでしょうかね、作品が飾られていました。着物は、着た時の姿を想像して描くことになるでしょうから、屏風よりも難しいでしょうね。


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森田桐たんす店

京都で唯一といってよい、タンス専門に修理をされている森田桐たんす店を見学させて頂きました。元は、業者相手の製造卸が始まりだったそうで、現在、3代目だそうです。16歳から従事されているそうで、かれこれ45年近くになるそうです。

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京都には、古いタンスが結構、残っているそうです。だいたい、3回くらいの修理は、可能だそうですよ。小さいものは、2週間くらいですが、だいたい3か月くらいかかるそうです。10月まで予約で埋まっているそうです。

修理後は、自分で配送し、設置まで行うそうです。珍しいですよね、そこまでするなんて。雑に扱われたくないそうです。京都、大阪、奈良が多いそうですが、北は秋田、南は福岡まで行ったそうです。

作業工程は、大まかに下記の通りだそうです。

1.金具を外す
2.洗う
3.日陰で乾かす
4.隙間や割れ目を埋めて補正する
5.カンナで削る
6.ペーパーなどで磨いて木目を出す
7.金具を取り付ける

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桐の木は、現在でも福島、会津で植林されているそうで、約20年くらいで収穫?できるようです。杉の木よりも早いですね。

当然、大きさにより金額も異なるそうですが、だいたい150万円くらいだそうです。母、子、孫と3代使えますからね。

修理も痛み具合によって金額が異なるでしょうが、だいたい10万円くらいだそうです。デパートで修理してもらったときの半額くらいですかね。

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ついつい話しに夢中になり、1時間ほど、お邪魔してしまいました、ありがとうございました。この後、なんだかタンスが目に入ってくるようになっちゃいました。

夕食に京料理を頂いたお店に展示されていました。

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翌日、昼食に入ったお好み焼き屋さんにも展示されていました。

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京都 西陣織会館

着物のイベント体験を目的に、今回は、京都の西陣織会館にやってきました。暑いです、さすが京都。梅雨は、明けたのでしょうか。

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こちらでは、1日7回も、きものショーが開催されています。時期によって、着物も違うんでしょうかね。モデル体験として、ショーに出演することもできるみたいですよ。

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2Fでは、手織り体験ができます。今回のイベントの1番の目的ですね。フロアの隅に、ミニ手織り機がかなりの数、用意されており、2台を借りて体験しました。すでに経糸(たていと)が設置されているようで、すでに色が染められた緯糸(よこいと)を選び、テーブルクロスを織ります。色が着いた糸を3本、まとめてあるようで、これがテーブルクロスの模様をなすようです。

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二人が手織り体験をしている間、取材です。西陣織の特徴は、先染にあります。糸を先に染めることにあるそうです。経糸には絹、緯糸には綿やウール、化繊が用いられているようです。

織り機は、帯とかの織るもののサイズによって異なるようですね。ちなみに、手織り体験用の織り機は、約20万円のようです。帯でしたら、黒だったら約20日くらいで織るそうで、着物だったら2~3ヶ月で織られるようです。

力織機(りきしょうき)では織れないような複雑なものは、手機(てばた)により、織られるようですね。綴機(つづればた)との違いは、ジャガードと言われるものを使用するところだそうです。このジャガードがすぐれものですね。紋紙(もんがみ)と言われるプレートに、穴が開いており、この穴に従い、経糸を上げ下げするそうです。なんだか、紙テープを思い出させますが、そう言えば、オルゴールとか自動演奏のピアノなんかも、穴が開けられた紙に従い、動作していますよね。いろいろな分野で用いられた技なんでしょうね。

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それから2Fでは、西陣織手織 爪搔本綴織実演も行われています。金箔の紙を使って織られているようで、戊辰戦争の錦の御旗を思い出しました。デモで使用されている糸は、ここで飼われている蚕で作られているようで、蚕も展示されていました。

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3Fの史料室も見学しましたが、ホールでは、職人さん達がデモを行われていました。みなさん、お話し好きで、いろいろと説明して頂きました。

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2010/03/06 土曜日 

塩沢つむぎ記念館

鈴木牧之記念館の次は、塩沢駅に向かってしばらく歩くと、塩沢つむぎ記念館にやってきました。

1Fには、塩沢織の布を使用して製作されたものが展示、販売されています。小物作りや貼り絵が体験できるようです。ゆうだいくんと、やればよかったですね、残念。

2Fには、塩沢織の工程の様子が展示されています。手織り体験もできるようです。

交通:上越線塩沢駅下車歩2分

住所:新潟県南魚沼市塩沢1227-14

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これは、つくしで染めているそうですよ。きれいな銀色をしていますね。つくしって、子供の頃は、食べていましたよね。染料になるなんて、知りませんでしたね。

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鈴木牧之記念館

雪さらしの体験後、牧之通りを通ってやってきたのは、鈴木牧之記念館です。鈴木牧之は、作家のようで、十辺舎一句とも親交があったようです。主な作品に、北越雪譜、秋山紀行などがあります。

館内には、越後上布の製作工程用具や、塩沢織、本塩沢などが展示されています。

ゆうだいくん、いつものクイズに夢中になっていました。

交通:上越線塩沢駅下車歩約10分 
住所:新潟県南魚沼市塩沢1112-2

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越後上布の雪さらし体験

3月06日(土)、上越線塩沢駅で下車し、越後上布体験講座、雪さらしを体験してきました。事前に申し込みました。

昨年、重要無形文化財の小千谷縮(おぢやちぢみ)・越後上布がユネスコ無形文化遺産に登録されたようです。

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まずは、塩沢勤労者福祉会館で、越後上布について学びました。ビデオ鑑賞後、ビデオ内容の説明を受け、いくつかの製作工程について、実演と説明を受け、実際に体験させて頂きました。

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我々を含め、44名が参加しました。うち、子供が3名、参加していました。なんと先生が引率されていました。なんでしょうね、社会見学の一環でしょうかね。

会場には、本塩沢、塩沢織、越後上布が展示されていました。塩沢織は、真綿からとった絹糸でできているようです。昔は、3万2千反も織られていたそうですが、今では30反ほどだそうです。原料が無いのと、糸を引く人が少ないからだそうです。

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越後上布は、原料が麻でできているそうです。こちらの着物は、500万円だそうです。買えません!

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袷や単用を本塩沢、夏物を夏塩沢と呼ばれているようです。本塩沢は、緯糸に寄りをかけてるそうです。

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たくさんある工程の中から、5つの作業が実演されました。

〇苧績み(おうみ)
 原麻の栽培は、現在、福島県昭和村で栽培されているようです。麻は、水に強く、乾燥に弱いそうで、なので、雪は、朝の加工に向いているそうです。苧麻の表面の皮を削り取った繊維を青苧(あおそ)というそうです。
 糸につばをつけるのは、乾燥を避けるためだそうで、均一の細さにするのがコツ。桶の中には、糸が絡まないように銀杏を入れるそうです。

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〇糊付け
 糸には、頭とお尻があるようで、頭からお尻に向けて糊をかけるみたいです。

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〇伸べ
 経糸(たていと)の長さと本数をそろえる作業を伸べと言います。左手には、数を数えるために50円玉が握られています。昔は、六文銭だったそうです。

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〇絣くくり
 機結び(はたむすび))は、ビデオでないと、糸の結び方は、説明できないそうで、結び目の玉が一番小さい結び方だそうです。糸の太さは、いくつか種類があり、模様(幅の大きさ)によって異なります。
 染めは、昔は、麻に合うということで、藍染が主流だったそうですが、現在は、化学染と半々だそうです。

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〇いざり機織り
 おさとおしの後は、千切巻(ちぎりまき)といって、織り機に取り付ける千切(ちきり)に経糸(たていと)を巻きつけます。

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その後、会場を田畑屋に移動し、魚沼の名産らしい、へきそばを頂きました。天ぷらやおにぎりも付いて、おなかいっぱいになりました。

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いよいよ、上十日町の雪さらし会場に移動し、雪さらしを見学、体験しました。場所は、畑の真ん中という感じですね。

上布は、足踏みで布を柔らかくし、汚れを落として、雪さらしの期間を短くした後、雪さらしを行います。

雪さらしは、良く晴れた無風の日に行います。雪の蒸発によるオゾンが、上布を白くするそうです。空中で、泳がせる感じでのばすようで、以外に難しそうです。昔は、1回に200反をさらしたそうですが、今では、3~4反だそうです。

最後に、巻き仕上げといって、巻き上げて終わりです。ちなみに、中には巻き棒は、入っていません。

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14:30くらいに解散となりました。


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2010/02/21 日曜日 

久保田一竹美術館

久保田一竹美術館は、染色家の久保田一竹さんの作品が展示されていました。久保田さんは、室町時代に栄えたらしい「辻が花染め」というのを極めたそうで、「一竹辻が花」と命名したそうです。

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正門をくぐって石段を登ったところに新館があり、売店や、蜻蛉(とんぼ)玉のギャラリーになっていました。

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本館は、釘を使わず、宮大工さんが建てたという富士山の形をした建物です。柱もでかいです。館内には、富士山をモチーフにしたと思われる着物の連作が展示されていました。

喫茶室もあり、ゆうだいくん、ぜんざいを食べるというので、頂きました。 

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庭もきれいですね。

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